2024年、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)が、海外での活動を一気に加速させ、グローバルアントレプレナーの育成に本腰を入れています。この取り組みの一環として、カンボジアのプノンペンにあるSamurai Houseで開催されたピッチイベントは、その野心的な目標の第一歩を示すものでした。このイベントには、現地の経営者や海外でビジネス経験を持つ起業家、日本全国から集まった大学生など、総勢37名が参加しました。
この記事では、グローバルアントレプレナーを目指す学生たちが、カンボジアでの1ヶ月間の活動を通じて得た知見と、その成果を紹介します。彼らは、デジタルツールを駆使し、現地の市場に合わせたビジネスプロトタイプを実践。その過程で、顧客の購入フローをデザインする力や、カテゴリー変更によるマーケットへの適応、そして何よりも情熱をもって目標に向かって努力することの重要性を学びました。
特に印象的だったのは、カンボジア人が普段食べないドライフルーツを使用したビジネスモデルの成功です。このチームは、ドライフルーツをフルーツからケーキカテゴリーへ変更し、リアルタイムのデータ共有を通じて高速でマーケティング戦略を改善し、目標を決めてそれを達成するまでの情熱を持って取り組みました。その結果、見事に現地での売り上げを伸ばすことに成功しました。
このピッチイベントとその成果は、外国人であっても、基本的には「人が人に売る」というビジネスの本質は変わらないことを示しています。そして、未知の市場に挑む際には、トライ&エラーを繰り返し、諦めずに挑戦し続けることの大切さを教えてくれます。武蔵野EMCは、これからもグローバルな舞台で活躍できる人材を育成し、世界に新たなアントレプレナーを送り出すことで、希望に満ちた未来を創造していくことでしょう。
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