ココナッツの地、ケララ出身のマリア・クリアコスさんが、捨てられることの多いココナッツの殻を再利用し、エコフレンドリーな日用品やアクセサリーに変えるスタートアップ「テンガ・ココ」を立ち上げました。
以前はリーダーシップ・コンサルタントとして働いていた彼女ですが、持続可能な商品を作りたいという情熱から脱サラ。ココナッツの殻は硬く加工が大変なため、これまでは主に工芸品として限定的な用途にしか使われていませんでしたが、マリアさんは日常使いのカップやお皿などに着目。
家族のサポートもあり、手始めの５０個の製品を家族と手作りすることから始め、現在では月に4,000-5,000個を売り上げ、700万〜800万ルピーの収益を得ています。彼女の取り組みは多くの支持を集めており、エコ製品への意識が高まる今後、さらなる可能性を秘めています。
