中国は、2025年までに総額10.6兆元(約1.6兆ドル)を次世代インフラに投資する計画です。5Gネットワーク開発や電気自動車(EV)充電ステーション設置が含まれており、全社会インフラ投資の約10%を占める見込みです。
米国との貿易摩擦が続く中、経済大国としての地位を保持するためには重要なステップとなります。
中国情報通信研究院によると、この投資は昨年の同様の支出額1.2兆元のほぼ倍増にあたり、地方政府がプログラム投資を主導しています。例えば、南部の広東省は数年間で1兆元を投じる計画です。
この取り組みにより、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた経済を潤し、一時停滞したハイテク産業の復活を図ることを中国は目指しています。李克強首相は、消費を促進し構造改革を進めるため「ニューインフラに優先的に取り組む」と述べています。
出典 : https://sme.asia/chinas-push-to-beef-up-tech-infrastructure/