グローバルアントレプレナー育成プログラム「Be a global entrepreneur!」のプログラムで9月1日からインドネシア・シンガポールに渡航する2名のcandidateたち。この記事では、早稲田大学 政治経済学部 4年生の大志田 空さんのインタビューをお届けします!
最後にインタビュー動画もアップしていますので、記事と合わせてご覧ください!
■大志田空さん インタビュー
▶自己紹介
大志田空と申します。早稲田大学政治経済学部経済学科の4年生です。岩手県盛岡市出身で、大学生をしつつ、IT系の会社でインターンをしつつ、エジプトやインドの現地ガイドさんの日本でのウェブ集客をお手伝いをしています。
もともと、インドに行って瞑想修行したりとか、現在も京都のお寺に在家修行者として仕事をしていたりと仏教に興味があって、いろいろやっています。
▶︎プロジェクトに応募した理由
海外に学生を派遣して起業家を育成するという趣旨がすごく自分に合ってると感じて応募しました。あとは同世代で同じような志を持っている皆さんとつながりたいという気持ちもありました。
▶︎成し遂げたいプロジェクト
インバウンド向けに日本のお寺での宿泊体験を提供する事業をやりたいと考えています。
お寺側の事情としては、檀家さんの減少だったり後継者の不足だったりで、なかなか存続が厳しいという課題があります。しかし、お寺というハードそのものは日本文化であったりとか自然だったりとか、そういったものを内包した素晴らしいものだと認識しており、後世に残したいと思っています。
一方で海外の方に目を向けると、京都を中心にインバウンドで日本文化に興味を持ってきてくださる方が多い中、お寺と日本に興味を持っている海外の方をつなげることで、課題解決ができるんじゃないかなと思うようになりました。
▶︎お寺に興味を持ったきっかけ
インドに行って10日間の瞑想修行をやったことがあります。そこで端的に言うと、私はその時虚無になってしまって、人間としての感情の起伏みたいなものが一瞬なくなって生きているのか、死んでいるのかわからないという状況になってしまったのです。自分にとってはなかなか苦しい経験ではあったのですが、仏教というものが持つ力というか、瞑想の方法論というか、その体系の素晴らしさに感銘を受けて、正しく使えば多くの人の人生を豊かにできるのではないかと思いました。そこで、多くの人に仏教との接点を持ってほしいという思いに至りまして、今回の案にたどり着いたという経緯があります。
▶渡航前の心境
本当に期待しかなくて、現地で自分の事業案をブラッシュアップしたい気持ちももちろん強いですし、一緒に渡航する仲間からたくさんの刺激を受けたいなと思っています。すごく期待しています。
今、考えている事業案を持って行って、現地の様々な方にぶつけていく中でボコボコにされると思うんですけど、それも踏まえて、とにかくたくさん吸収して帰ってきて、今考えている事業案を前に進めることにつなげていきたいですし、一緒に渡航する方々と今後も刺激し合っていけるような関係性を築けたらなと思っています。頑張ります!