[Be a global entrepreneur!] Candidate Interview -KENGO SHUDO-

グローバルアントレプレナー育成プログラム「Be a global entrepreneur!」のプログラムで9月8日からインドに渡航する5名のcandidateたち。この記事では、トイレ起業家の首藤 賢吾さんのインタビューをお届けします!

最後にインタビュー動画もアップしていますので、記事と合わせてご覧ください!

■首藤 賢吾さん インタビュー

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▶自己紹介

首藤賢吾といいます。僕は「トイレ起業家」として活動しています。アメリカで主にVIPやセレブリティ向けに、野外イベントやフェスで使われるVIPポータブルトイレを作っています。直近では、Uberの初期投資家であるJason Calacanisのアクセラレーションプログラムを受講しており、その後日本とアメリカを行き来しながら、グローバル展開を目指して活動しています。

▶︎プロジェクトに応募した理由

インドにすごく興味がありました。僕自身、シリコンバレーで起業したのですが、シリコンバレーの巨大テック企業のCEOの多くがインド人です。かつては「白人によるガラスの天井」という話もありましたが、今やインド人がアメリカ経済の中心に立っています。同じアジア人としてその成長に非常に興味があり、どんな社会や企業文化が彼らを育てたのかを知りたくて、今回インドに行きたいと思い、応募しました。

▶︎成し遂げたいプロジェクト


世界中のVIPやセレブリティが利用する圧倒的にニッチな市場で、VIP向けのトイレを圧倒的に独占して提供するというビジョンを持っています。トイレは単なる用を足す場所ではなく、リラックスや瞑想ができる場であると考えています。こうした日本のトイレ文化を世界に広めていきたいと思っています。

▶︎なぜそれを成し遂げたいのか


シリコンバレーで起業した経験が大きな影響を与えています。僕は私立文系出身で、英語もネイティブではありません。その中で、ITやAIが進化するシリコンバレーの競争に勝てないと感じた時、自分にできることは、日本の素晴らしい文化や体験を正しく世界に広めることだと思いました。外国人が日本に来て感動する体験をインバウンドではなく、アウトバウンドで提供していこうと考えたとき、トイレはそのギャップが非常に大きいと感じました。これを極めていこうと思ったのが、トイレ事業に取り組む理由です。

▶渡航前の心境

インドに行ったことがないので、どんなスタートアップや社会、人々に出会えるのか非常に楽しみです。以前ミャンマーに行ったとき、現地の高校生がYouTubeで勉強し、慶應の学生よりも高いレベルで英語を駆使して議論しているのを目の当たりにし、衝撃を受けました。そこで「日本を出てグローバルに戦わなければならない」と強く感じました。インドでも、多くの優秀な学生がアメリカに進出している中で、彼らの熱気や国を変えるという意志を、明治維新のようなマインドセットを直接感じることを非常に楽しみにしています。

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