シアトルのダウンタウン、「アマゾンエリア」と呼ばれる場所が存在します。この地にはアマゾンのオフィスビルが35棟以上広がり、社員4万人以上が活動しています。
都市部に位置し、シアトルの自然愛とマッチした特徴的なドーム型施設「スフィアーズ」など、アマゾンはその姿を隅々まで浸透させています。
新入りの立場を生かしてアマゾン本社のツアーに参加した私は、その広大さと圧倒的存在感に戸惑いました。犬連れの社員がいたり、専用のアプリを使用する無人店舗があったりと、個性的な施設やシステムが導入されている一方で、プライバシーの問題など、新たな技術導入の複雑な側面も垣間見えました。
アマゾン社のキャンパスはまさに独自のコミュニティーであり、訪れた私は新しい都市の光景とアマゾンという企業文化の一端を垣間見ることになりました。シアトルという街を離れるとき、異世界から戻ってきたかのような感覚に陥りました。
アマゾンが地域社会とどう統合していくのかに注目が集まる中、その巨大なキャンパスは今後どう変わっていくのでしょうか。
出典 : https://www.geekwire.com/2018/sent-geekwires-summer-intern-amazon-hq-tour-startling-experience/