都田佑太さん(30歳)は、インターネットに不慣れな母親の一言からインスピレーションを得て、個人や小規模事業者でも簡単にオンラインショップを開設できるソフトウェアの開発に乗り出しました。
2012年に自身の会社Base Inc.を立ち上げた後、同社は上場し、株価は一時期、6倍以上に急騰しました。
しかし、一部の分析家はその評価額の持続可能性に疑問を投げかけています。Base Inc.は、オンラインショップの作成を無料で提供し、取引に対する手数料で収益を上げています。
コロナウイルスの流行が小売業者をインターネットへと急激に移行させる中、Baseの登録店舗数は大幅に増加しました。
市場は巨大で、まだその入口にいると語る都田氏の企業価値は、約265億円に達しました。急成長するベースの挑戦と、テクノロジー株への投資家の関心の高まりを追ったストーリーです。