ブライアント大学のアーツアンドサイエンススクール副学部長、デニース・ホーン博士は、社会起業が民主的な慣行を構築する倫理的な手法であることを著書で述べています。ホーン博士は、南アフリカ、タイ、ブラジル、ドミニカ共和国、インド、インドネシアで、社会的影響に焦点を当てたプログラムを展開し、キャリアを通じて世界各地を旅してきました。「人々が大切に思う生活を送ることを力づける」とホーン博士は言い、今年大学に新しく加わった彼女は、8月にバリ島へブライアントの学生を連れて行く計画を立てています。
社会起業は、地域の発展やビジネスモデルを用いて社会問題の解決策を生み出すもので、マイクロファイナンスの成長を促したり、女性が自分たちのコミュニティで企業を始めることを支援したりすることが含まれます。利益はコミュニティに還元されることが多いです。
しかし、社会起業の試みには予想外の結果も伴う場合があります。例えば、遊具のような形をした「プレイポンプ」が水を運ぶ手助けをするために考案されましたが、子どもたちがすぐに飽きてしまい、メンテナンスの方法も教えられなかったために、使われなくなってしまった例もあります。
バリ島を訪れた過去の経験から、ホーン博士は農業、教育、女性の健康、気候変動への取り組みといった分野での素晴らしいイノベーションを目の当たりにしています。バリ島のコミュニティは密接に結びついており、効果的な活動を成功させています。例えば、バリの友人は、ココナッツの殻と竹でできた食器のビジネスを立ち上げ、地域の人々を雇用し、世界中へ卸売りしています。
今年の夏、バリ島を訪れるブライアント大学の学生たちは、これらの創造性と直面するでしょう。学生たちは地元の非政府組織や社会的企業を訪れ、文化的な活動に参加した後、バリ島のニーズに対する潜在的な解決策の開発に取り組み、地域のリーダーにそのアイデアをプレゼンテーションします。
「ビジネスが影響を与えるコミュニティについて考える必要がある」とホーン博士は言います。発展途上の経済に再投資し、人々が望む生活を送れるように力を与えることが重要です。
出典 : https://news.bryant.edu/good-business-bryants-denise-horn-examines-necessity-social-entrepreneurship